2017年5月16日 長野県
2日のリベンジでギフチョウ・ヒメギフチョウ混棲地に行って来ました。
9:30到着。
カタクリは既に跡形もなく、フタバアオイがあちらこちらで見られました。
さっそくスミレに来たのは、ギフチョウでした。
よい滑り出しだと思って、また来るのを待っていると陽が隠れてしまいました。
陽が出てきて地面にとまったのは、ヒメギフチョウの新鮮な雄でした。
まだヒメギフの新鮮な雄がいるのかと驚きです。
また陽が陰って何もいなくなったので、場所を変えるとヒメギフの古い雌がいました。
ちょっと新しい雌も登場です。
この雌は飛び立つと僅かに残っているカタクリで吸蜜しました。
すると新鮮な雄がスミレに来ました。
現れるのはヒメギフチョウばかりです。
本日は久しぶりにヒメギフチョウを堪能できました。
そのなかで変なヒメギフチョウがいました。
ちょっとだけ擦れてますが、色合いがかなり古い調子です。
雲が多くなってきましたので、教わったヒメシロチョウのポイントへ移動することにしました。
すると、アサギマダラがいました。
この時期、どこからきたのでしょうか?
ヒメシロチョウをさっそく発見しました。
左が雄で求愛していますが、雌は翅を細かく羽ばたいて拒否しますと雄は去って行きました。
次は別の雌。
その飛翔です。
春型の雌は、翅の先端に黒い紋がありませんね。
ということで、ギフチョウ・ヒメギフチョウは発生状況が読めませんでしたが、久しぶりに春型のヒメシロチョウに会えました。
ギフチョウは来年リベンジです。
2017年5月14日 新潟県
天気が心配でしたが、昨日とは打って変わって快晴になりました。
毎年来ている新潟県のギフチョウ行。
今年は発生が場所によっていろいろのようです。積雪量の違いではないかと。
ここは魚沼市と山古志村の境目、雄は峠を越し乱舞、ときおり雌が現れました。
花はちょっと残ったサクラとイワオウギが咲いています。
イワオウギに一度吸蜜に来ましたが、露出ミスで真っ暗。
サクラに来るギフチョウを狙いました。先ず来たのは、ちょっと擦れた雄。
こちらは新しい雄。
たまたま撮れた飛翔。
裏です。
続々ときましたが、新鮮な雄が多かったと思います。
ちょっと陽を雲が隠すと、ピタッと来なくなり、陽が出ると現れました。
昨日が雨で今日晴れ、蜜源が少ないので次々に集まったのではないかと思います。
別の場所に移りましたが、カメラの設定が何故か間違っていて、全ての写真が没となってしまいました。残念。
撮影前は設定の確認を忘れないこと。
標高の高いところではカタクリが咲き、これからの発生の場所もありました。
まだチャンスはありそうです。
2017年5月17日 東御市の保護地にオオルリシジミを見に行きました。観察会は21日とのこと。
10時ちょっと前に到着。本日晴れはここだけの天気予報を信じ訪問しました。
オオルリシジミの撮影は5月の連休ごろに熊本県に行っていましたが、ここの発生初期に訪れるのは初めてです。
最初に撮った雄。
綺麗なのですが、鱗粉のはがれがありました。
もう1頭の雄も羽化時の困難さがうかがわれました。
小生の他にみえていたのは、清里の○○さん。○○さんの撮っていたのは、完璧な雄でした。
クララに止まっているばかり。開翅の気配はゼロ。ちょっと強い風が吹いて、別に移動すると開翅してきれました。
綺麗なブルーが覗きました。
次は地べたにおりて吸水を始めました。
このあとクララに戻り、いろいろなポーズをとってくれました。
この1頭のおかげで楽しむことができました。
この日いたのは、雄4頭。
これから増えていくものと思われますが、今年は発生が遅いようです。
2017年5月7日 奥武蔵
30年以上昔、奥武蔵で白いツツジにミヤマカラスアゲハが来たのを撮ったのを、毎年この時期になると思い出しますが、やっと訪問する気になりました。
8:00到着、駅の駐車場に車を止めて、川沿いの道を進みます。
最初に出会ったのは、オオセンチコガネだと思います。
まだ、曇りがちで何も飛んでいません。
クマガイソウが咲いていました。
10:00まではかなり時間があるので、山道を登り詰めました。
最後は急な登りで、来たことを後悔して陽が射してきたので、戻ることにします。ハイカーの皆さんとすれ違うばかり。
ウラギンシジミがアワフキムシのアワを舐めていました。雌ですね。
草地の斜面では、ウスバシロチョウが飛び交っていました。
ですが、なかなか止まってくれません。眺めていると1本のウツギに時々吸蜜に止まることが分かりましたので、ここで待ちます。やっと撮れました。
クロアゲハが人家のシバザクラに来ました。
クロアアゲハに合わせると回りが白く飛んでしまいます。
小川を見下ろすと、下の方でサカハチチョウが止まっていました。
すると、近くに飛んできてくれました。
久しぶりに撮りました。
こんどは、トラフシジミを発見。
なんと開翅してくれたではありませんか。感動の初撮りです。
ということで、小川沿いの道を登っては下りの繰り返しで、歩行距離計では16kmとなっていました。
結局、ミヤマカラスアゲハは1頭、ツツジには目もくれず飛び去って行きました。
最も多かったのはオナガアゲハでしたが、これも飛びまわるだけ。
でも、いろいろ楽しめた奥武蔵でした。
2017年5月2日 長野県に遠征しました。
今年は、かなりのフライングと思いながら、ゴールデンウィークの祭日を避け出かけました。
今年は、雪が多いなあと思いますが、山の上部へ。案の定豪雪で眺めただけでした。
雪の壁にヒシバッタがいました。
早々に撤退しました。
本日の目的は、ギチョウ、ヒメギフチョウの混棲地に行くことです。
今回はレンタカーを借りてからなので、14時ごろ到着です。
シダレザクラが満開でした。
ウロウロしていると、ギフチョウかヒメギフチョウかどちらかわかりませんが、1頭飛んでいるのを見ました。
ヒメギフチョウの食草ウスバサイシンはいくつか見られました。
が、ギフチョウのカンアオイが全く見られません。
キタテハかと思いましたら、シータテハでした。越冬明けとは思えない様子です。
もう1頭いました。これも同じような感じです。シータテハは越冬してもほとんど擦れないのでしょうか?
キブシにコツバメが来ました。
逆光で翅縁が青く輝きます。
さて、目的のギフ、ヒメギフは先ほどの1頭のみで、なかなか現れません。
すると数人の皆さんが集まっていましたので、ご挨拶しますと、あの樹にヒメギフチョウが止まっているということでした。
早速、撮影させていただきました。
羽化後間もないようで、ジッとしているとのこと。次は、逆光からも。
すると翅を開きました。
梢に飛んで、下翅も覗けました。
ヒメギフチョウを撮るのは赤城以外では、久しぶりです。結局、この日はこのヒメギフチョウが撮れただけでした。
お教え頂きましてありがとうございました。
カタクリが綺麗でした。
3日
この日は1頭も現れず、午前中で撤退しました。地元の方のお話では、只今ギフ:ヒメギフ=1:2ぐらいとのこと。
雪が残っているので、ダラダラ発生しているそうでした。
今回はヒメギフチョウが1頭でも撮れてよかったです。再挑戦したいと思いました。