2019年5月25日 埼玉県南部の雑木林
通勤で使っている宇都宮線から見える栗の花がやっと咲きだしたので、久しぶりに埼玉県南部の雑木林に出かけてみました。
9:30到着。駐車場脇のクヌギの大木の樹液には、いろいろな虫がきていました。見飽きているアカボシゴマダラの春型の白い蝶が数頭いる中、久しぶりにゴマダラチョウに会いました。
が、撮ろうとしたら飛ばれてしまいました。
あきらめて雑木林に入るとオレンジ色のシジミが飛んで横切りました。アカシジミかウラナミアカシジミです。
さらに奥に進んで、林の縁に沿った小路を進むと再び同じ色のシジミが次々に飛び立って樹の上の方に行ってしまいました。
さらに進んで飛び出したのは、ミズイロオナガシジミでした。
新鮮です。
次に出たのは、テングチョウ。
これも新鮮。
次がアカシジミでした。
アカシジミは、ほんのちょっと擦れた感じです。
アカボシゴマダラの大きな雌が、エノキに産卵していました。
この雌が直前に生んだ近くの葉の卵です。
ブラブラと進んで行くと、オレンジ色が林の下草に止まるのを見つけました。
逃げられないように近寄って撮りました。
逆光がちょっとだけ開いた翅を通してオレンジ色が鮮やかになりました。
初夏のゼフィルス3種が近くで撮れました。
10時を過ぎると、次々にウラナミアカシジミが現れました。
が、暑くなってきたので、元に戻ってゴマダラチョウを撮って帰ることにしました。
するとウラナミアカシジミが樹液に集まっていました。ここには2頭います。
邪魔が入ると威嚇するものもいました。
頻繁に威嚇していたので、プロキャプチャーモードで撮れました。
スズメバチのそばでも樹液を盛んに吸っていました。
暑いためかいろんな虫が樹液に集まっていました。
図鑑で調べると、キマダラヤマカミキリだと思います。
これはベニカミキリ。
最後に4ゴマダラチョウも撮れました。擦れたのが他に2頭いましたが、これは新鮮でした。
本日はいろいろな虫に会えて楽しかったです。
ウラナミアカシジミの樹液の集団吸汁場面は初めてみました。
本日であったゼフィルスは、アカシジミは若干擦れ気味なのが数頭、ミズイロオナガシジミは結局最初の1頭だけ、たくさんいたのはウラナミアカシジミでした。
12:00には戻らないといけないので、撤収することにしました。