2017年8月10日 山梨県
ヤマキチョウを見に山梨県に行ってきました。
家を出るときは霧雨。天気予報もパッとしませんが、このところの幸運にかけてみます。
7月下旬に来て、今回2回目の訪問です。
前回はクロシジミの雌が多くピークを越した感じ。ミヤマシジミが多くいましたが、ヒメシロチョウが若干というところでした。
現地到着。
雨はやんでいますが、どんよりとした曇り空、いつ降ってきてもおかしくありません。
折りたたみ傘を持って出発。
目につくのはモンキチョウばかり。きれいだったので、撮りました。
前回もいましたが、敏感で近寄れなかったウラナミシジミです。
新鮮な雄です。尾錠突起が素直に後ろに伸びてなく、2本とも前に反り返っています。
ミヤマチャバネセセリは落ち着きませんが、この時はゆっくりしてくれました。
今日もヒメシロチョウがいました。
食草ツルフジバカマで、さかんに蜜を吸っていました。
クロシジミもいました。
翅の感じからすると雄っぽく見えます。
もっと近づいたら、逃げて草の葉裏に隠れてしまいました。
さて、お目当てのヤマキチョウですが、曇っているとダメですかね。
まったくいません。
吸蜜する花もほとんどありません。黄色い花で目立つのはオオマツヨイグサばかり。
ブラブラ歩いていると、キチョウが集団給水をしていました。
けっこう敏感で近づくと逃げてしまいました。
この向こうに白い集団がいました。ヒメシロチョウです。
糞ではなく、鹿が蹴散らした土塊に3頭がいるところへ、
もう1頭飛んで来たのが、偶然撮れました。
ヒメシロチョウたちはおとなしく、魚露目で大接近しても、逃げません。
このあと風が強くなってきたので撤収することにしました。
帰り際、ヤマキチョウが飛んでいるのを見ました。
小高い丘の草むらに消えたのでカメラ片手に近づくと、いきなり飛び出して風に吹かれ遠くへ飛んでいきました。
今回は、ヒメシロチョウの集団吸水が撮れ、久しぶりにヤマキチョウを見ることができました。
雨にも降られず、満足の遠征でした。