2015年8月11日 富士山麓
ヤマキチョウに会えるかどうかというところで、
コマ切れの夏休みをとって、富士山麓に行ってきました。
前日の天気予報は曇り、暑くなくてちょうどよいと思ってましたが、当日は晴れ。
圏央道から中央道へのジャンクションは、渋滞でストップ。
お盆休みのためでしょうね。やはりこの時期は遠出はやめたほうがよろしいと思いました。
8:00現地到着。駐車スペース一番乗り。まだ誰も来ていない様子。
ここに初めて来たのは3年前の2012年8月4日の土曜日で、ネットマンがウジャウジャ。
目の前をヤマキチョウの雄が通り過ぎて止まったところにネットマン、最悪でした。
このときは偶然出会ったヤマキチョウの雌を撮ることができました。
これを最後に昨年再挑戦で空振り。今年再々挑戦です。今回も目標はヤマキチョウの雄撮り。
草原に出る直前に出会ったジャノメチョウの雌。目玉模様の青点が綺麗でした。
しかし、草原に出ますとジャノメチョウ以外何も飛んでいません。
朝露もほとんど無くカラカラ状態。
クロツバラが点在する草むらをウロウロすると、
ミヤマカラスシジミがクロツバラに止まっていました。
この時期ボロボロだと思いますが比較的きれい。
これが普通だと思います。
このポイントでは、こんな感じで数頭がずっと休んでいました。
ヒオドシチョウがいました。
雌っぽいですね。
草原を見渡せる小高い場所で目的のヤマキチョウを待ちます。
黄色いのはキチョウとモンキチョウ、白いのはスジグロシロチョウ。
ヤマキチョウではありません、思わず追ってしまいます。
ミヤマチャバネセセリがいました。3化目?
空高くアゲハの類が飛んでいました。
白い線があるのでカラスアゲハ?
するとネットマン登場。1人、2人。
昨年と同じ雰囲気でヤマキチョウの飛ぶ気配なし。諦めようと思っていたところでした。
クルマに戻ります。
サンショウの花は終わっているので何の花でしょうか?
ウラギンスジヒョウモンが吸蜜していました。
雄ですね。
雌もいました。
ウラギンスジヒョウモンの雌も大型で貫禄があります。
林の道でスジグロシロチョウが吸水しては飛んで、ちょっと飛んでは地面で吸水の繰り返し。
ニコン1V3の連写で簡単に撮れました。
さて、ヤマキチョウは今年も空振りでしたが、昨年に比べいろいろ撮ることができました。
よしとしましょう。
しかし、せっかくここまで来たので昨年同様、クロツバメシジミに会いに行くことにしました。
現地到着。
しかし、暑い。食草ツメレンゲが陽のあたる南斜面の石垣でよく耐えています。
みずみずしさがほとんどありません。しわしわ。
せっかく訪れましたが、クロツバメシジミはいません。
風も強いので諦めて帰ろうとしたとき、
チラチラと小さなシジミが1頭。
いましたクロツバメシジミ。
脱水で枯れかけた草で休止。
ちょっと飛んでは、草上で休止の繰り返しです。
クズもカラカラ状態です。
これが最後で石垣を越えてどこかへ行ってしまいました。
この暑さでよく会えたと思います。たくましい限りです。
今年は、最後に1頭だけ会えるようなことが多く、毎回最後には癒されますが、それまでは嫌な妙な感じ。
でも、よかった。
中央道の小仏渋滞にはまる前に帰ることにしました。13:00撤収。
中央道に乗るとラジオで「藤野で事故。ここを抜けるのに1時間50分」と。
しかし、高速の表示にはそんなことなし。
行ける所まで行こうということで進みました。
結局小仏トンネル前のいつもの渋滞だけ、ちょっと止まっただけで済みました。
しかし、ちょっと遅れたらすごい渋滞に巻き込まれるところでした。
中央道は気をつけるべし。
この時期の遠出はやめましょう。