6月15日 福島県
新潟のチョウアカの次は、本日のメインイベント。
キマダラルリツバメ撮影。
現地到着11:30。食堂は戸が閉まっていますが、暖簾がでているので、
ちょっと早いですが、昼食にしましょう。
中に入ると、Tさんがおられました。
出ましたかと聞くと、「昨日出ました!」と、思わずガッツポーズ。
Tさんのブログ確認をすっかり忘れてました。
新潟への道中、アサマシジミに寄って福島をやめようと、何回か思いました。
あぶない、あぶない。
さて、今日の昼飯は、「タンメン」。
嬉しくて撮影前にちょっと食べてしまいました。
あっというまに食べ終え、ソースカツ小丼も注文すればよかったと後悔。
12:00ちょっと早いですが、観察ポイントに出陣。
今年は駐車場の隅にキマルリの町の天然記念物指定の看板が設置されました。
Tさんは、三島町文化財保護専門委員会の委員長とのこと。
昨日は15:30にキマルリ登場で、無風の絶好の撮影日和だったそうです。
今日は、南の風強し。晴れですが撮影にはよくありません。
これはしかたがありませんね。夕凪を期待します。
例年いつものポイントにはヒメシジミが乱舞しておりますが、擦れたものが多かったと思いますが、
今年は、けっこう新鮮な個体が多く、数が多い気がします。
栗の花に集団で吸蜜していました。
ボロのウスバシロチョウがいました。
今年は折りたたみ椅子を持参して、キマルリ登場まで暇つぶしの合間に座って休むことにしました。
柿には、マイマイガの幼虫が多くたかっていたので、ちょっと離れた日陰に陣取ります。
ここに座って、昨日購入した新兵器ニコンV1用70-300mmを、最近持て余しぎみの1V3に装着。
ハルジオン?で吸蜜中のヒメシジミにピントを会わせ飛ぶところを連写。
さて、本日は小生一人かと思ってますと、筑波からみえたというOさんが加わりました。
地元でゼフの発生が早すぎるので、キマルリ訪問を本日にしたとのこと。小生と同じです。
ということで、2人で勝手に暇つぶし。
そろそろ現れる時間となりました。昨年切られた桐の倒木の上に立ち、
ちょっと高いところから展望。
するとチラチラと素早く飛ぶ蝶。
15:20本日のキマダラルリツバメ、ついに登場です。
アブラムシにやられたクルミ葉上に止まりましたが、非常に敏感で近付いたら逃げられてしまいました。
ちょっと遠くにいるOさんを呼んで、キマルリを待ちました。
いつもなら、Tさんも登場ですが、本日は来られませんでした。
風が強いため?
次に現れたキマルリ。
5年ぶりの対面、退色型。新鮮です。前にTさんから、この辺では珍しいと教わりました。
この個体は、同じようなところでテリ張りをします。
前から。
ななめ前横から。
この退色型のほかに2頭雄が現れました。葉上に止まって翅を広げると、
退色型はただちにスクランブルで、なかなか撮らせてくれません。
青はきれいですが、ちょっと擦れています。
青い個体は退色型に比べ、小型のようです。退色型が大きいのか?
それで撃退されてしまうのでしょうか?
次の個体は綺麗な青でした。
斜め前からちょっと開いた青が覗きました。
退色型がどこかに行ってしまったので、存分に青型を撮ることができました。
本日は、狙ったとおり新鮮個体の撮影ができました。
ちょっと風が強く、ピントを合わすのが大変でしたが、大成功でした。
やっと帰ることができます。
Oさんは磐越道から4時間かかるということで、先に帰られました。
最後にトネリコを見に行くと、チョウセンアカシジミが舞っていました。
今、気が付きました。
よく見ると尾状突起が一本ないですか?
ショック、・・・。
残念。