モンキチョウ、モンシロチョウの初見の後、雨が続き気温が低下しました。蝶たちはどうなったか気になるところですが、26日は晴れましたが風が強く、河津桜の様子だけ見に行きました。
2月26日
ずいぶん咲いてきました。
マークした枝の様子はというと、満開かと思ったら意外に咲いていませんでした。2、3分咲ききぐらい。この枝は北側の日陰にあるからかもしれません。
土手の菜の花が目立ち始めました。風が静まったら、モンキチョウの多くいた初撮の場所の様子を見にいこうと思います。
2月27日
実家から帰る途中、所沢で信号待ちしていると強風で畑の土が舞い上がり霞んでいて、信号がよく見えませんでした。このところ、晴れると風が強かったり低温だったりで、チョウたちには厳しい日が続きます。
2月28日
拙宅の鉢植えのカエデの下に生えるスミレが1輪だけ、小さな蕾を立ち上げていました。
2月29日 河津桜は、全体的には8分咲きといったところです。川には珍しく鵜が泳いでいました。2羽いました。なぜかいつもいるカモがいません。
マークした枝の花は、5分咲きといったところ。下の菜の花が目立ってきました。
花見の人が増えてきました。
スミレの花びらが開きました。
3月4日 このところ気温が低かったり、風が吹いたりでチョウが出そうな雰囲気がありませんでしたが、本日は風が弱く気温が上がる天気予報なので、約2週間ぶりに、いつもの土手に行ってきました。
その前に、いつもの河津桜の様子です。
ほぼ満開になりました。
ということで、2015年から始めた、河津桜の満開日とモンシロチョウ、モンキチョウの初見日をまとめると、下表になります。
ただし、2021年以前は仕事のため、休日だけの観察になりますので長くて5日の誤差があります。
黄色が最も早かった日で、オレンジ色が最も遅かった日です。正確には気温によって変わっていますが、ここ数年は満開と初見日が早くなっている傾向がみられます。2021年は満開日は比較的早かったものの、初見日は遅くなっていました。その後、満開日は3月上旬、初見日は昨年から2月下旬となり、今年の初見日が最も早くなりました。この2月20日には、埼玉県北部では越冬できないウラナミシジミが見られたのは驚きでした。確実に温暖化の状況が現れていると思います。話を戻して、本日は鎮守の森を抜けて、モンキチョウ、モンシロチョウの飛ぶ青毛堀川の土手にいきました。森ではウグイスが鳴いていました。
土手では、久しぶりに気温があがったためか、特定外来生物ミシシッピアカミミガメが所狭しと甲羅を干していました。9匹います。こちらは川の反対側なので、みんな気にしていません。
11時を過ぎるとモンキチョウが飛ぶようになりました。
本日は数が少なく見かけたのは5頭の雄。低温の影響かもしれません。モンシロチョウは1頭もいませんでした。
土手を歩くと、綺麗な雄が飛び出してポーズを取ってくれたので、青空をバックに10mm広角レンズで大接近で撮ることができました。
羽化仕立てと思われ、黄色が鮮やかで青い空に生えました。
雌は1頭だけいました。
これも羽化したてのようでした。
近くで雄がオオイヌノフグリで吸蜜をしていました。後翅の真ん中にある白っぽい斑紋の周りの縁取りが、外縁に向かって尖っていました。斑紋変化を追うのも面白いかもしれません。
長く吸蜜していたので、飛び立つ瞬間を狙ってみました。
よく見ると翅表の黒い縁取りの幅が狭いように思います。1化目の特徴でしょうか?後翅のオレンジ紋が大きいようにも思います。
風が吹き始めたので12時撤収。本日見たのは、モンキチョウの他、キタテハが2頭、モンシロチョウは見かけず、ベニシジミはまだでした。
3月5日
河津桜の様子です。青毛堀川にはカモが増えてきました。
雄と雌が寄り添ってますが、一組だけちょっと離れていました。左右の端の左が雄で右が雌、左の雄は追いかけています。
本日の目的は、玄関で越冬させたアシナガバチを鎮守の森に放つことです。
枯葉の積もった樹の股に置いてあげました。
モンキチョウが多かった土手に行きましたが、本日は曇って気温が低く何も見ることができませんでした。いつも釣りをしていた人もいませんでした。
拙宅の赤いツバキが一輪、やっと咲きそうになりました。
3月6日
朝、雪が積もっていました。
羽化したチョウたちは大丈夫でしょうか。昨日、放したアシナガバチも心配です。
3月8日
昨晩からまた雪でした。今回は前回よりも多く積もっていました。今年は、雪が多い。
けっこう積もりました。5cmぐらいかな。この雪でチョウの発生がまた遅れますね。チョウたちには生憎の天気です。
今回はこれで終了にします。来週は後半が風もなく気温が上がりそうなので、ここに期待することにします。やっとベニシジミが出るかもしれません。