2015年12月20日マイフィールド
朝、犬の散歩をしますと霜が降りていました。
やっと来たという感じ。
今年も終わりということで、昨日とは変わって今日は風がなく、
まだ蝶がいるのではないかとちょっと期待しながらも、最後を確認しにいつもの公園に行くことにしました。
前回5日にモンシロチョウが飛んでいたのを見て、いつまでいるのだろうと思いましたが、
先週は日本チョウ類保全協会の毎年恒例の写真展に行ったので2週間ぶりの訪問となってしまいました。
前回葉を残していた大榎はすべての葉を落としていました。
ヤマトシジミ、ベニシジミがいた野原ではタンポポが最後の花を咲かせてましたが、なにもいませんでした。
林の樹も同じく、空がすっきり透けてみえます。
クヌギの幹では、蜘蛛が卵を守るように傍らにいるのを発見。
よく見るとジョロウグモのようです。
卵を産んでしまったからでしょう。いつもデップリした腹がホッソリとしてます。
脚に触れるとゆっくりとちょっとだけ動かしました。
樹の窪みにはヨコヅナサシガメの幼虫が1頭だけで越冬体勢に入っていました。
白い蛾を発見。
鼻が尖ってメイガの仲間のようです。
調べますと、マエアカスカシノメイガにのようです。
この蛾は成虫で越冬するとありました。
しかし、このままでは白くて目立つので鳥に食べられてしまいそうです。
林では、灰色の蛾がちらほら飛んでいましたが、止まらないので何か確認できません。
フユシャクの仲間でしょうか。
このところやっと冷え込んで、やっと冬が来たという感じです。まさに冬至。
ヤツデには若干花が残っていますが、やっと何もやって来なくなりました。
成虫越冬でない蝶は終わりの季節となりました。
こんどはフユシャクの観察をしてみましょう。