2015年6月20日 栃木県
栃木県のその2
栃木県別の場所 10:30到着。
ここを12:00に発たないとキマルリは難しい。
しかし、福島の天気が怪しい。
簡単に萎えてしまいました。本日の福島中止。
さて、こちらは今年4月、5月、今回で3度目の訪問。
最初のポイントでは、5月にシルビアシジミ新成虫の産卵を見ました。
しかし、約1月ちょっと後、何もおらず。カラカラに乾燥している状況。
コマツナギはずいぶん生長しました。種もできています。
ミヤマシジミはまったくいません。シルビアもいません。
唯一ヒメジオンに夏型トラフシジミが吸蜜していました。
新鮮な個体で、花から離れようとしません。
ガンガンに晴れていますので、開翅などありえません。
ときどき翅を擦り合わせるときに紺色の翅表がチラリと覗くだけ。
花を移動する瞬間を狙って翅表を狙いますが、なかなか動きません。諦めました。
ということで、別のポイントに移動。
12:00
ミヤコグサが他の草に囲まれ、渇きすぎないいい感じ。
今年の観察会は5月25日に既に終了。っ結果はどうなったのでしょうか?
さっそくいました。
もう1頭。
ミヤコグサに止まっているだけで、吸蜜はしていません。
黒点のコントラストがクリアな感じ。
この個体は雄でした。飛んだときに確認。
飛んでは、すぐに静止します。
暑いためでしょうか。飛んでいる個体はほとんどありません。
また別の個体。
ミヤコグサで吸蜜。
羽化不全個体。
向こう側の翅がちょっと折れている。
飛ぶにはほとんど影響ないようでよかった。羽化したての様子。
交尾1ペア発見。新しい左の方が雌と思われます。
昨年の保護地は、食草のミヤコグサだけ残して他の草を抜いてしまい、カラカラ状態。
今年は適当に生えているのがよろしいと思います。生やしているのならよいですが、
せっかくこれから増えそうな様子なので、適切に管理してほしいものです。
今年は期待できそうです。
今度は、早い時間に来て開翅を撮りたいと思います。
今日は早めに帰って、この時期久しぶりに発生したアメリカシロヒトリ退治をしましょう。
もうちょっと早くやればよかったと反省中。
13:30撤収。
では、また。